「出川一茂ホラン☆フシギの会」が今秋からゴールデン昇格! 番組終了ドッキリに出川哲朗「なんなんだよぉ!!!」

出川哲朗、長嶋一茂、ホラン千秋がMCを務める、テレビ朝日系で放送中のバラエティー「出川一茂ホラン☆フシギの会」(金曜深夜0:20。一部地域を除く)が今秋よりゴールデン帯(火曜午後7:00、開始日未定)に昇格することが分かった。

「出川一茂ホラン☆フシギの会」は、出川と長嶋という、芸能界を代表する制御不能な2人と、日本一おじさんタレントの扱いがうまいとされるホランが、“フシギ”をキーワードに世の中のさまざまなことに驚きながらトークを展開していく新感覚バラエティー。

今回のゴールデン帯の進出は、一茂とホランにのみ事前に知らされ、出川には2人によるドッキリが敢行された。長嶋が「哲っちゃんさ、実はこの番組に関して、重大な報告がありまして…」と切り出し、真剣な表情で「10月からやってきて…まだ1年やってないか。本当にこの間楽しい思い出ばっかりで、今日も楽しかったし…」と話し出すと、ホランも「出川さん、一茂さんとご一緒できるのがうれしくて…。もっといろいろ学びたかった…」と“番組終了”を匂わせる。その雰囲気を察した出川は「…(番組が終わるのが)早いっすね」とポツリ。

「ひどい企画でも、この番組はそこが面白いんですけどねぇ。もったいないですねぇ」としみじみと番組を思い返す出川に、長嶋が「あらためて最後の言葉を哲っちゃんに手向けたいと思います」と、まさに終了宣言が出るかと思われたその瞬間、「この番組なんですが…ゴールデンに上がることになりました」とまさかの宣言。

これには出川も「…何、コレ?」と一瞬絶句した後に、「なんなんだよぉ!!!」と感情を大爆発! 「良かったぁ! この番組は楽しいし、ずっと続けられたらいいなと思ってた」と安堵(あんど)の表情を浮かべるとともに、「ただし…ゴールデン向きではない!!」とリアルガチなコメントでオチをつけた。

ゴールデン帯昇格をドッキリで知らされた出川は、「『(番組が)終わっちゃうのかな?』と一瞬思ったのでビックリしました。あのドッキリは一茂さんの演出ですか? うまいなぁ、全然分かんなかった(笑)。今は、ゴールデン昇格のドキドキと、まだ番組を続けられるんだという安堵感とでいっぱいです」とコメント。

長嶋は「番組自体が緩いんでね。その緩さの中で、俺たちの立ち位置をどうするかっていう問題が最初の頃はあったんだけど、2回、3回と続けたくらいでその問題はブレークスルーしたんです。収録後に哲っちゃんが、それぞれの立ち位置はできたよねって話をしてくれて。哲っちゃんは芸人としてプロですから、彼が言うんだったら、そのままで行こうっていうことで、続けているんです」とあらためてこれまでの番組を振り返り、「この3人の緩い雰囲気で、僕はずっとやっていきたいと思っています。ゴールデンに行くと番組を見ている層も違いますから、内容や企画を僕が今から気にしてもどうしようもないことですので。くだらない企画をずっとやるような感覚でいいと思うんですよね」と昇格後も変わらない雰囲気の中でやっていきたいことを明かした。

そんな2人をコントロールしてきたホランも、「ゴールデンに昇格しても、今まで通り私はお二人を雑に扱うことになると思います(笑)。わざとではないですよ! もちろん、芸能界の先輩としてリスペクトはありますが、なぜかいつもイライラが高まって、そういう流れに…(笑)」とこれまで通り続けていくことを宣言。

そして、「この番組は、なんとなくその日に扱うネタ自体は決まっているのですが、オープニングで全然関係ないことや3人の近況報告で40分とか話すことがあるんですよ。そんな番組ほかにありませんよね? なので、当然収録は押すし、決まっているネタはしょっちゅう飛びます。予定通りにいったことなんか一度もありません(笑)。でもその時その時に生まれる、緩くて正直な私たちのトークを大切にしてくださるスタッフさんがいるからこそ、ここまで楽しい番組になりました」とあらためて番組の魅力をアピールした。

出川は最後に「番組の良さである緩い雰囲気をゴールデンでも引き続き出せたら、見てくださった方は面白いと思っていただけるかもしれません。肩の力を抜いて見てください! いずれにせよ、この番組はホランちゃんにかかっていると思います。僕と一茂さんはこのまんまなんで(笑)。とにかく1回見てください。そして、1人10人ずつ、宣伝して広めてください!(笑)」と力強く呼びかけている。

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