「静清バイパス」橋げた落下事故 安全管理に問題がなかったか…警察による現場検証が始まる 一方、落下した橋げた撤去の見通しは立たず

静岡市清水区の「静清バイパス」で工事中に橋げたが落下した事故で、警察は7日から現場検証を始めました。一方、落下した橋げたは撤去の見通しがたっていないということです。

この事故は6日 未明、静岡市清水区の「静清バイパス」で工事中に橋げたが落下し、作業員の男性2人が死亡、6人が重軽傷を負ったものです。安全管理に問題がなかったか調べるため、警察は7日から、業務上過失致死傷の疑いで現場検証を始めました。

この工事は、国交省の静岡国道事務所が発注し、大阪の「名村造船所」と東京の「日本鉄塔工業」の共同企業体が請け負っていて、名村造船所は対策委員会を設置し、現場の復旧などにあたっているということです。一方、静岡国道事務所によりますと、落下した橋げたを撤去する見通しは立っておらず、上り線2車線の対面通行が続いているということです。

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