土日は “警報級” の大雨に 気象台などが緊急会見で梅雨末期の大雨に警戒呼びかけ 24時間雨量200ミリも

土日は広島県内で梅雨末期の大雨となる見込みです。週明けにかけて雨量がかなり多くなる可能性があります。広島地方気象台は会見で、大雨への警戒を呼びかけました。

広島地方気象台 立神達朗 気象防災情報調整官
「あす8日から10日にかけて梅雨前線が西日本付近に停滞するため、同じような場所で雨が断続的に降り続き総雨量がかなり多くなるおそれがある。」

きょう7日夕方、広島地方気象台が発表した予想雨量です。
1時間雨量 8日(土)40㎜の激しい雨 24時間雨量 8日(土)午後6時まで120㎜ 9日(日)午後6時まで100~200㎜ 10日(月)午後6時まで50~100㎜

特に雨が強まるピークはあすの午後からあさって日曜にかけてとみられ、“警報級” の大雨となる可能性があります。

広島地方気象台 立神達朗 気象防災情報調整官
「前線の南側の中国地方や九州北部地方で積乱雲と考えられる雨が東西に広く予想されている。前線の南の雨雲の位置が山陰沖なので、どうしても広島県内では中国山地に近い西側の方が雨量が多くなると考える。」

ただ、立神気象防災情報調整官は、前線の位置の微妙なずれで雨の降り方は変わってくるため、油断をせずに警戒するよう呼びかけています。

広島地方気象台 立神達朗 気象防災情報調整官
「いかんせん不安定な雨なので必ずそうなるとはいいきれないので全域で警戒してほしい。」

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