ファミマ、電子看板広告を強化 年内1万店舗に拡大

 ファミリーマートは7日、デジタルサイネージ(電子看板)を使った広告配信事業を強化すると発表した。現在約4600店舗に設置しているが、年内に約1万店舗まで拡大。スマートフォンの独自決済アプリ「ファミペイ」でのクーポン配布などと連動させ、店頭の販売促進につなげる。

 ファミリーマートはレジ付近に複数台の大型モニターを設置。モニターで紹介した飲料と、人気のフライドチキン「ファミチキ」を一緒に買うと割引になるキャンペーンなどを実施している。

 今後はキャンペーンの対象商品を広げ、ファミペイで顧客の購買履歴に基づいた情報配信やクーポン配布を増やす。

© 一般社団法人共同通信社