「神奈川ダービー」連勝を狙うJ1横浜FCのFW山下諒也（25）が7日、川崎戦（8日午後7時・等々力）に向けてオンライン取材に応じた。5月の前回対戦では持ち前の快足でぶっちぎり、実に21年ぶりの勝利を引き寄せたスピードスター。「レベルが高い相手だからこそ一瞬の隙を逃さずにプレーしたい」と既にトップギアだ。
名を売ったのは1―0の後半3分だった。光のごとく右サイドを駆け上がり、DF車屋を置き去りにしてJ1初ゴール。以降の対戦チームは名指しで山下の足を警戒するようになった。
「川崎はどの試合でもボールを握れるし、守備をしながらうまいなと思ってプレーしていた」。それだけに、どよめきを誘ったゴールは「めちゃくちゃ気持ちよかった」とニヤリと笑う。
