かじや帆操り、海上ぐんぐん 瀬戸内・牛窓中生がヨット体験

ヨット体験を楽しむ生徒

 牛窓中(瀬戸内市牛窓町牛窓)の生徒が7日、同所の牛窓ヨットハーバー周辺の海でヨットの乗船体験を楽しんだ。地域で盛んに親しまれているマリンレジャーの魅力に触れた。

 1年生26人が参加。ヨットハーバーの職員からヨットの動かし方を教わった後、3人1組で沖合約500メートル地点を折り返す航海に挑戦した。

 生徒は風向きを見極めながら、上手にかじや帆を操り、気持ち良さそうに海の上を移動。途中で転覆する組もあったが、教わった方法でヨットを立て直していた。

 かじを担当した生徒(12)は「最初は操縦が難しかったが、沖に出ると速く進めることができて楽しかった」と話していた。

 同中では総合的な学習で牛窓地域の魅力や課題を発見する「牛窓学習」を3年間を通じて実施しており、ヨット体験はその一環。

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