7月5日、マンチェスター・ユナイテッドがチェルシーからメイソン・マウントを獲得したことを発表した。
マウントは6歳でアカデミーに加入して以来、フィテッセとダービー・カウンティに期限付き移籍していた2年間を除く、すべてのキャリアをチェルシーで過ごしてきた。しかし、「チェルシーの将来のプランに自分が含まれていない」と感じたというマウントは移籍を決意。エリック・テン・ハフ監督が獲得を熱望していたマンチェスター・ユナイテッドの一員になることを決めた。
そんなマウントがユナイテッド加入後初となるインタビューに応え、クラブに対する第一印象、家族の反応、そして移籍の経緯を語った。
◉マウント 初インタビュー（動画はこちら）
ーーメイソン、マンチェスター・ユナイテッドへようこそ。ここでお会いできて本当にうれしいです。ここ数日はどんな感じでしたか？
「ありがとうございます。素晴らしい数日間でした。こうしてトレーニンググラウンドに来て皆さんに会えましたから。温かい歓迎を受けましたし、ここがもう我が家のような気分です」
ーー巨大な組織であるにもかかわらず、ここは本当に家族のようなクラブです。 すでにそんな雰囲気を感じたんですね。
「はい。カースに会った時もそうでしたね」
ーー受付でハグをしてくれたスタッフのことですよね？
「温かいハグを受けて、本当に歓迎されていると感じました。それがすべてを示しています。巨大なクラブですが、皆が家族のようにつながっているということです。ここに来てすぐにそう感じることができました」
ーー「家族のような雰囲気」について話していただきましたが、実際に家族と短い休暇を取っていましたよね？ どこに行ったんですか？
「姪のためにディズニーランドに行ってきたんです。もちろん、私も楽しみましたけどね」
ーー魔法のような場所ですよね？
「そうですね。姪のために行ったんですが、（チームへの合流のために）少し早く帰らなければなりませんでした。価値のある時間だったと思います。今こうしてここにいられて最高です」
ーー私もあなたの家族に会ってみましたが、皆が素晴らしい人で、サッカーを愛しているようでした。ここ数日間、家族はどんな様子でしたか？ 興奮していましたか？
「とても興奮していましたし、僕にメッセージを送ってくれました。早くここに来て、直接この目で見たかったんです。オールド・トラフォードを訪れて、トレーニンググラウンドに来て、周辺を見て回りました。家族全員が喜んでいます」
ーー改めて、移籍の経緯を聞いてもいいですか？
「数カ月前、チェルシーの今後のプランに私が含まれていないことが明らかになりました。 マンチェスター・ユナイテッドへ移籍する機会があると聞いた時点で、私の気持ちは決まっていました。ユナイテッドは偉大なクラブで、多くの象徴的な選手がプレーしています。シーズンのスタートからその一員になりたかったんです。プレシーズンの準備をする時点から合流することが私の目標でした」
