生鮮カツオ水揚げ26年連続日本一 宮城・気仙沼港で水揚げが本格化

生鮮カツオの水揚げ26年連続日本一の宮城県気仙沼市で、一本釣り船の水揚げがビンチョウマグロからカツオに切り替わり、水揚げが本格化しています。

7日朝、気仙沼市魚市場には一本釣り船が続々入港し、今シーズン最多となる約450トンのカツオが水揚げされました。

気仙沼市魚市場に入港する一本釣り船の多くは、6月までビンチョウマグロの水揚げが主体でしたが、7月に入って福島県沖から宮城県沖までの漁場ではカツオにシフトしています。

水揚げされたカツオは2キロ前後の中型のサイズが中心で、入札では例年並みの1キロ当たり平均307円で取引されました。

第5清龍丸浅野兼吾船頭「ビンチョウもだいぶ取れなくなってきたので、カツオのシーズンの切り替えかなと」

気仙沼漁協臼井靖参事「カツオは前年が記録的な不漁だったこともありますので、ビンチョウマグロが順調に水揚げされていましたので、これからカツオ漁が本格化してくると思いますので期待したいと思います」

気仙沼市魚市場のカツオの水揚げは、7月中に最盛期を迎え11月ごろまで続くということです。

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