夏の訪れを告げる千葉県成田市の一大行事、成田祇園祭が7月7日から始まりました。
4年ぶりの通常開催に、町はお祭りムードに染まっています。
県内外から約45万人が訪れるという成田祇園祭が成田山新勝寺と参道周辺で始まりました。
初日は4年ぶりにすべての町が参加し、大本堂の前には10台の山車、屋台が勢ぞろいし、祭りの成功と安全を祈願しました。
祭りを取り仕切る各町の代表が山車、屋台に掲げる成田山の護摩札を受け取ったあと、若者頭が威勢良く鏡開きを行い祇園祭のスタート。
全町が一斉にお囃子と踊りを披露し、傘や扇子を手にした若者たちが自分の町が一番とばかりに舞い踊りました。
成田祇園祭は7月9日まで開催され、最終日には全町の山車、屋台が参道の坂を駆け上がる「総引き」も行われます。