チーズフォンデュ拷問の全貌が明らかに アツアツのチーズが凶器に変わる 「マッド・ハイジ」本編映像

2023年7月14日よりR18指定で劇場公開される、ヨハンナ・シュピリの児童書「アルプスの少女ハイジ」を、過激なシーン満載のバージョンにアレンジした映画「マッド・ハイジ」から、チーズフォンデュを使った拷問シーンの、本編映像が公開された。

独裁者マイリの手下であるクノール司令官に捕らえられた一人の男。闇チーズディーラーの正体を探るべく、クノールはこの男を拷問にかけようとしている。男の口の中には一口サイズにカットされたパンが詰め込まれ、アツアツのチーズが運び込まれる。「朝からチーズフォンデュのご注文ですかい?」と裸にエプロンをした拷問係のゲスな笑い声が響き渡り、クノールは「朝に嗅ぐチーズの香りは格別だ」と心からこの状況を楽しんでいる。拷問係は、男の頭頂から胸元にいたるまでたっぷりとチーズをかけていき、「そこまで苦しくないだろう?」と意地悪に問いかける。

ついに、男は「チーズはもういい・・何を隠そう私は乳糖不耐症です」と白状する。チーズの国スイスでは乳糖不耐症は死に値する。クノールは激高し、「この薄汚い外国人が!」とののしり、チーズの入手ルートを問いただす。男はチーズに屈し「ある男です、ヤ、ギ、ギ、ギ、ギ、ヤギ飼いのペーター」と暴露してしまう。解放してほしいと息も絶えだえに懇願する男だったが、クノール司令官は「せっかくだ、デザートにチョコをちょこっといかがかな?」とギャグを交え、トブラローネチョコを男に突き刺し絶命させてしまうのだった。

「マッド・ハイジ」は、ヨハンナ・シュピリの児童書「アルプスの少女ハイジ」をアレンジした作品。チーズ製造会社のワンマン社長で大統領の強欲なマイリは、自社製品以外のすべてのチーズを禁止する法律を制定。恐怖の独裁者として君臨する。それから20年後。アルプスに暮らす年頃のハイジだったが、恋人のペーターが禁制のヤギのチーズを闇で売りさばいたことから、ハイジの眼前で処刑されてしまう。さらに唯一の身寄りであるおじいさんまでも、マイリの手下によって山小屋ごと爆死。愛するペーターと家族を失ったハイジは、邪悪な独裁者を血祭りにあげ、母国を解放しようとする。

独裁者マイリ役には、「スターシップ・トゥルーパーズ」の主人公ジョニー・リコ役で知られるキャスパー・ヴァン・ディーン。「グラディエーター」「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」のデヴィッド・スコフィールドが、”アルムおんじ”ことハイジのおじいさんを演じる。

【作品情報】
マッド・ハイジ
2023年7月14日(金)ヒューマントラスト渋谷、新宿武蔵野館、池袋シネマ・ロサほか全国公開
配給:ハーク/S・D・P
(C)SWISSPLOITATION FILMS/MADHEIDI.COM

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