先週以上の大雨予想も 中国地方は10日にかけて“警報級”大雨続く 災害危険度(キキクル)活用を 

先週末、中国地方は山口県を中心に大雨となりました。特に6月30日(金)午後から7月1日(土)未明にかけては、非常に発達した雨雲が流れこみました。

山口県には線状降水帯発生情報が発表され記録的な大雨となりました。豊田(下関市)では1時間106.5㎜の猛烈な雨を観測しています。

また、広島県でも発達した雨雲の一部が流れこんで激しい雨が降り、多い所で200㎜近い大雨となりました。

その大雨の際、7月1日(土)未明の土砂災害危険度(土砂キキクル)です。赤色は大雨警報の発表基準、紫色は土砂災害警戒情報を発表する基準で市町村が避難指示を出す目安となっています。

山口県は記録的な大雨によって広い範囲に紫色のエリアが広がっています。広島県でも一部に紫色が現れ、県西部の一部の市町で土砂災害警戒情報が発表されました。

今週末の大雨では、雨の降り方によっては県内でも再び危険度分布で赤色や紫色のエリアが出てくる見込みです。

土日は“警報級”大雨のおそれ 24時間雨量200㎜も

雨の降り方に注意するとともに、自分がいる場所の災害危険度分布を調べるなどして、早めの行動を取るようにしてください。

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