JRグループ6社の大型観光事業、2025年春は大阪に決定

JR西日本(代表:長谷川一明)は7月7日、地域の新たな魅力を発信する大型観光キャンペーンについて、2025年春(4〜6月)を大阪府で開催すると発表した。

左から、堺市の永藤英機市長、大阪府の吉村洋文知事、JR西日本の長谷川代表取締役社長、大阪市の横山英幸市長(7月7日・大阪市内)提供/JR西日本

この大型観光キャンペーン『デスティネーションキャンペーン』は、原則年に4回、エリアを定めて、JRグループ6社と指定された自治体、地元の観光事業者らが共同で実施する観光活性企画。このエリアに指定されると、全国規模で地域の魅力を発信することができるため、関係機関の注目は非常に高い。現在は、兵庫県の「御食国・兵庫五国の食・体験が織りなすテロワール旅」が実施されている。

この日おこなわれた決定通知書伝達式には、大阪府の吉村洋文知事、大阪市の横山英幸市長、堺市の永藤英機市長が出席。JR西日本の長谷川代表取締役社長から、吉村知事に決定通知書が手渡された。大阪府では1990年に実施されており、今回が2回目となる。

今後、「DC推進協議会(仮称)」を立ち上げられ、キャンペーンの具体的な内容などについて検討が進められるという。大阪では、2025年4月13日から10月13日までの184日間、『大阪・関西万博』(会場:大阪・夢洲)が予定されており、官民一体となっての誘客が期待される。

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