兵庫県内は7日、各地で気温が上がり、豊岡市で34.6度、三田市で33.4度など、全20観測地点のうち15地点で30度以上の真夏日となった。一方、週末には大雨が予想されるとして、神戸地方気象台が備えを呼びかけている。
7日の最高気温はこのほか、朝来市和田山町33.5度▽姫路市31.0度▽神戸市30.7度-など。同市中央区の南京町では日傘を差し、汗をぬぐいながら歩く観光客の姿が見られた。
同気象台によると、梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、県内は8~10日ごろにかけて大雨の恐れがある。前線の位置や活動状況によっては警報級の雨となる可能性があるといい、土砂災害や河川の増水などに注意が必要としている。
8日午後6時までの24時間予想降水量は、県北部・南部ともに多い所で70ミリ。その後、9日午後6時までの24時間にさらに最大100~150ミリ降り、10日も雨が続く見込み。(上田勇紀)