新たな防災拠点へ 耐震化した町役場の新庁舎が完成 後日 内覧会も 広島・海田町

耐震性などを備えた、広島県海田町役場の新しい庁舎が完成しました。

海田町役場は、耐震性がないことや、JR線高架化の連続立体交差事業に伴い、南昭和町に移転します。2021年から建設工事が始まり、新庁舎が完成しました。

末川徹 記者
「新しい庁舎の2階です。浸水などの被害に備え、役場の機能は2階以上に集中しています。階ごとに床の色が分かれていて、2階は、海田町の町花ヒマワリをイメージした『オレンジ』になっています」

海田町が自然に囲まれていることから、3階は海を表現した『青』を、最上階の4階は山を表現した『緑』が配色されています。

今後は、それぞれの部署に新しい机とイスが搬入されます。また、建物の柱部分には、地震の揺れを軽減するよう特別な設計がされています。

海田町新庁舎の内覧会は、10日午前中です。利用開始は、9月中旬からです。

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