河井夫妻大規模買収 証人尋問 河井元大臣「買収の意図あった」

大規模買収事件の裁判で、6日に続き証人として出廷した河井克行元法務大臣は「参院選がなくても同じ動きをした」と証言しました。

7日は河井元大臣から4年前の参院選で妻の案里元議員を当選させるための報酬として元広島市議会議員の谷口修被告(76)が現金50万円、広島市議の木山徳和被告(71)が現金30万円を受け取った罪に問われている2人の裁判です。

河井元大臣は弁護側の質問で2人に渡した現金について「1番に陣中見舞い。参院選がなく統一地方選挙のみであったとしても同じように動いた」と述べた一方検察側が2人への買収の意図について質問すると「ありました」と答えました。

今後、広島地裁では河井元大臣の証言をもとに5件の裁判が進行していきます。

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