真工、足利南が2年ぶり2回戦へ 夏の高校野球栃木大会初日

7回、足利南の狩野が敵失の間にホームイン=県営

 第105回全国高校野球選手権記念栃木大会は7日、県営球場で1回戦2試合が行われ、真岡工、足利南が共に2年ぶりの2回戦進出を決めた。

 真岡工は真岡北陵に6-2で快勝。1点を追う二回、横塚健悟(よこつかけんご)の中前2点適時打などで一挙4点を奪って逆転すると、五回途中から登板した主戦増川一颯(ますかわいぶき)が相手打線をわずか2安打に抑えて振り切った。

 足利南は計12安打14得点の猛攻で宇都宮清陵に圧勝した。2-3で迎えた六回は5連続安打などで4点を挙げて逆転。七回、九回にも4得点のビッグイニングで突き放した。狩野武(かのうたける)は3安打3打点の活躍だった。

 大会第2日は8日、同球場など3球場で1回戦9試合が行われる。

2回、真工の粕谷が同点となる左前適時打を放つ=県営

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