大阪で「デコる小型扇風機」教室、 限定パーツで渾身の1本に

インテリアショップ「Francfranc(フランフラン)」(代表:佐野一幸)の小型扇風機「ハンディファン」をデコレーションするイベントが、阪急梅田駅1階の「ビッグマン広場」にて開催中だ。

フランフランの店員が作ったデコハンディファンがずらり

■ 根強い人気の「デコ文化」、東京開催も反響

同社の小型扇風機『フレ ハンディファン』は、2018年の発売以来、静音性や風量、デザインなどリニューアルを重ね、現在では累計販売数280万本以上を記録している夏の人気アイテムだ。

2000年代初頭に流行した「デコケータイ」を筆頭に、最近でも「デコうちわ」や「デコサンダル」など根強い人気を誇るデコ文化。同社でも、デコ体験を楽しめる特設サイト『DECO LABO(デコ ラボ)』が6月末にオープンし、「オーロラ」や「マーブル」など10種類の本体と好きなパーツを組み合わせ、自分だけのハンディファンを作ることができるように。

今回のイベントでは、「もっとデコ文化を周知したい」という同社の思いから、全国の店員たちが思いのままにデコったハンディファンを約500点展示。花束を模したガーリーなものから、大阪の「食い倒れ太郎」をイメージしたユニークなものまで、デザインは実にさまざまだ。東京・渋谷でのイベントには、3日間で約5000人が来場する盛況ぶりだったという。

■ 手本やスタッフに助けられながら…完成!

ガチャで出たパーツを使ってデコレーションしたハンディファン

イベントでは、会場で撮った写真を「#DECOLABO」というハッシュタグをつけて投稿することで、併設されている巨大ガチャから同イベント限定パーツをゲットできる。手持ちのハンディファンを持ち込めば手に入れたパーツを使い、その場でデコレーションすることも可能だ。

筆者もガチャを回してデコハンディファン作りに挑戦してみたが、真似したくなるお手本も展示されているし、スタッフにアドバイスをもらうこともできるので、手軽にオリジナルのハンディファンが完成。カラフルなハンディファンが並ぶ様子は目を惹くようで、会場の「ビッグマン広場」にはオープン前から列ができ、写真を撮る人の姿も多く見受けられた。

自前のハンディファンを持ち込み、ガチャに挑戦する来場者

担当者は、「これまでフランフランのアイテムに触れ『かわいい!』と喜んでいただいていたお客さまに、今度は写真を撮ったりデコったり、『体験』を楽しんでもらえればと思います」と意気込む。『DECO LABO(デコ ラボ)』のポップアップイベントは、7月7〜9日の3日間開催される(最終日は夕方5時で終了)。入場料は無料。

取材・文・写真/つちだしろ

『DECO LABO(デコ ラボ)』POP UPイベント

期間:2023年7月7日(金)〜9日(日)
時間 : 2023年7月7日・13:00~19:00、 7月8日・11:00~19:00、7月9日・11:00~17:00
会場 : 阪急ビッグマン前広場(大阪市北区芝田1-1 阪急大阪梅田駅 1F)

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