バドミントン協会が改選期誤認 評議員で手続き不備判明

日本バドミントン協会の村井満会長

 日本バドミントン協会は7日、6月で任期満了となる評議員の改選手続きが6月18日の定時評議員会で行われていなかったと発表した。村井満会長によると、全55人の評議員、理事、協会事務局の全員が2025年6月が改選期と誤認していたため。新役員を登記した際、法務局からの指摘で不備が判明した。

 理事会などの議事録にも「25年が改選」の記述が残っていた。村井会長も気付かず「組織の体をなしていない。考えられない事案で、私自身も含めて責任を担わないといけない」と険しい表情で語った。

 新たな評議員は7月下旬までに候補者の推薦を募り、8月中に決める予定。

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