消防航空隊員パワハラ処分、山梨 指導役2人、頭たたく

 山梨県は7日、県消防防災航空隊で30代の男性隊員の頭を平手でたたくなどのパワハラをしたとして、指導役だったいずれも40代の男性隊員2人が、派遣元の消防本部から今年3月、戒告の懲戒処分と厳重注意処分を受けていたと発表した。

 県によると昨年9~11月、2人は訓練中にヘルメットの上から男性隊員の頭をたたく暴行を加えた。戒告とされた指導役は暴言も吐いていた。県は計8件の行為がパワハラに当たると認定した。

 県はまた、監督責任があったとして、7日付で当時の消防保安課長を口頭訓告、防災局主幹を厳重注意とした。

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