【神奈川ダービー】王座奪還崖っぷちの川崎 MF瀬古樹「古巣とか関係ない」

横浜FC戦に向けて調整する瀬古(中央左)=麻生グラウンド

 雪辱の古巣戦だ。J1川崎は8日、ホームで横浜FCとの神奈川ダービーを迎える。前回対戦は1―2で敗北。一昨年まで所属した古巣と再戦するMF瀬古樹(25)は「彼ら(横浜FC)も残留争いの厳しい状況だけれど、僕たちも正直変わりはない。古巣とか関係なしに勝ちたい」と勝ち点3のみを見据える。

 2年ぶりの王座奪還へ、川崎は崖っぷちに立たされている。1試合消化の多い首位横浜Mとは勝ち点17差。瀬古は「最終的にタイトルを取りたいのならもう1試合も落とせない。それぐらいの気持ちを出さないと勝利は持ってこられない」と悲壮な決意をにじませる。

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