七夕の夜 明かり消して省エネ意識 岡山で温暖化防止啓発イベント

 七夕の夜に照明を消して空を見上げ、地球温暖化について考えるイベント「七夕ライトダウンinおかやま2023」(岡山市など主催)が7日、同市北区柳町の山陽新聞社さん太広場であった。

 広場には約450個のキャンドルを天の川や水の流れに見えるように配置。多くの家族連れらが来場し、幻想的なムードの中でオカリナや津軽三味線の演奏を楽しんだ。午後8時に屋外の明かりが消されると、キャンドルの温かな光が一層際立った。

 母親と訪れた庄内小1年女子(6)は「炎が揺れてきれいだった。使っていない部屋などの電気をすぐに消すようにしたい」と話した。

 省エネ意識を高めて地球温暖化防止につながる行動を促す岡山県のライトダウンキャンペーンの一環。岡山市内では西ふれあいセンターや市ウェルポートなださきなどの照明も落とされた。

© 株式会社山陽新聞社