中国外相の動静途絶える 病気の臆測否定

 【北京共同】中国外務省の汪文斌副報道局長は7日の記者会見で、秦剛国務委員兼外相の動静が10日間以上途絶えて病気ではないかと一部で臆測を呼んでいることに関して「そのような状況は聞いたことがない」と述べた。

 中国外務省のホームページは、6月25日に開いたスリランカなどの高官との会談を最後に、秦氏の動静を公表していない。ロイター通信によると、中国は欧州連合(EU)の外相に当たるボレル外交安全保障上級代表の10日からの訪中を取り消している。

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