ボイラー点検中に蒸気噴出 作業員が両足やけど 茨城・東海第2原発

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日本原子力発電(原電)は7日、茨城県東海村白方の東海第2原発で、ランドリー用ボイラーを検査していた協力社員の20代男性が、配管接続部から噴出した水蒸気を浴び、両足に全治2週間のやけどを負ったと発表した。原電が原因などを調べている。現場は非管理区域で環境への影響はなかったという。

原電によると、6日午後3時19分ごろ、男性が敷地内のサービス建屋ランドリーボイラー室で部品交換中、配管から水蒸気が噴き出した。同室には3系統のボイラーがあり、1系統は稼働していたが、検査中の系統は停止していた。ボイラーは作業服などを乾燥するために使用していた。

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