フルアム、DRコンゴ代表MFケバノの退団を正式発表

[写真:Getty Images]

フルアムは7日、DRコンゴ代表MFニースケンス・ケバノ(31)の退団を正式に発表した。

左右のウイングを主戦場とするケバノは、パリ・サンジェルマンの下部組織で育ち、2011年にトップチームデビュー。その後、カーンやシャルルロワ、ヘンクでのプレーを経て、2016年夏にフルアムへ加入。

フルアムでは、加入初年度から主力として活躍し在籍7年間で公式戦160試合に出場し24ゴール18アシストを記録するなど、2度のプレミアリーグ昇格に貢献。しかし、自身3度目のプレミア挑戦となった2022-23シーズンは、11月にアキレス腱断裂の重傷で長期離脱を強いられ、公式戦17試合の出場にとどまっていた。

昨シーズン限りで契約満了となったケバノだったが、クラブはこれまでの功績などを評価し新たなオファーを打診していたが、交渉はまとまらなかった。

退団の決まったケバノは、公式サイトで以下のようにコメントしている。

「7年経った気がしない。フルアムの選手として歩んできた道のりは、とても楽しかった。たとえ悪い瞬間であっても、常に前を向いてプレーすることができた」

「ファンに対しては、僕がここにいた間注いでくれた愛に感謝している。決して忘れないよ。フラムよ永遠に!」

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