県内有数のスイカ産地の羽咋市で7日、「能登すいか」の出荷が始まり、初日は丸々とした約4千個が選別され、大阪市内の市場へ運ばれた。
羽咋市中川町のJAはくい園芸総合集出荷場には、「紅太鼓」や「春爽赤(そうせき)」「星きらら」が運び込まれた。JAによると、今年は天候不良で実がやや小ぶりながら、糖度は十分という。市内では昨年より作付面積が2.6ヘクタール減り、20戸が25.9ヘクタールで栽培している。31日までに、約14万3千個の出荷を見込む。
岸博一市長が激励に訪れて試食し「みずみずしさと甘みが十分でおいしい」と話した。8日から同市のJAグリーンはくいで販売される。