「コロナで途絶えた交流再開の礎に」京都・長岡京市と中国・寧波市が友好40年

友好都市盟約40周年の節目に中国・寧波市に派遣される代表団の結団式(長岡京市役所)

 京都府長岡京市と中国・寧波市は今年、友好都市盟約40周年を迎える。長岡京市は、寧波市で7月に開かれる記念式典に代表団を派遣した。結団式が市役所で営まれた。

 寧波市は中国の浙江省の東部にある大都市で、長岡京市とは1983年に友好都市の盟約を結んだ。両市は代表団の相互訪問、高校の姉妹校協定、企業連携などを通じて交流を深めてきた。

 代表団は5年ごとに派遣しており、今回は行政団と市民団を合わせた13人。中小路健吾市長や市議、市友好交流協会員らで構成する。7月5~8日の日程で訪中し、記念式典への出席や植樹、学校見学を行う予定。

 結団式では、行政団長を務める中小路市長が「40年の歩みを振り返るとともに、新型コロナウイルス禍で一時途絶えた交流再開の礎となる訪問にしたい」と述べた。

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