「キャプテン・アメリカ」俳優、80歳ハリソン・フォードのオーラに圧倒「緊張しすぎて台詞が全く」

俳優アンソニー・マッキー(44)が、主演した『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』でハリソン・フォード(80)と共演したことについて語った。マーベルシリーズでクリス・エヴァンスに引き続き、「キャプテン・アメリカ」を演じているが、サディアス・E・“サンダーボルト”・ロスを演じるハリソンのオーラにたじたじになったそうだ。

インヴァースとのインタビューでアンソニーはこう回想している。「初日は怖ろしかった。緊張しすぎて台詞がまったく覚えられなくて。あのハリソン・フォードだから。オーラがあったよ。でも彼は本当に素晴らしい人だからすぐにそれを打ち消してくれた。映画スターの要素を全て持つ人だ。『このポンコツを撮影しようか』って彼が言うと、皆が、『このポンコツ撮影始めましょう』って感じだったよ」

さらにアンソニーは続けた。「(ハリソンと)素晴らしい時間を過ごしたんだ。ロスとキャップ(キャプテン・アメリカ)は友人同士でお互い尊敬し合っているけど、常に口論している。ストーリーの中での2人はそんな関係なんだ」

マーベル作の中でロス役はこれまでウィリアム・ハートが演じていたが、ウィリアムが今年3月に71歳で死去したためハリソンが引き継ぐかたちとなった。ロス将軍こと同役は1962年のマーベル・コミックスに初登場、アンチヒーローを掲げるチーム、サンダーボルトを指揮する。

他にもシーラ・ハース、ティム・ブレイク・ネルソン、カール・ランブリーらが出演する「キャプテン・アメリカ」シリーズ最新作は来年に公開予定、ケヴィン・ファイギ製作のもと、マーベルドラマ『ファルコン ウィンター・ソルジャー』で知られるマルコム・スペルマンがダリル・ムッソンと共に脚本を担当する。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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