「謝罪は県教委の回答待つ」湖西市少女いじめ問題 市教委説明に母親は「何だったんだ…」=静岡

静岡県湖西市に住む17歳の女性がいじめにあい不登校になった問題について、湖西市教育委員会は7月6日夜、女性の両親に当時の教員の処分など両親の要望について経過報告を行いました。

この問題は、湖西市に住む女性(17)が中学2年の春から部活動の部員によるいじめを受け、卒業まで不登校になったものです。第三者委員会は5月、いじめに該当する行為があったと認め、学校や市教委の対応の遅れなどを指摘する報告書をまとめています。

報告書の提出から約2か月が経った6日、市教委が女性の両親と面会しました。終了後、母親は会見で「謝罪は県教委の判断を待つ」などと市教委から説明を受けたと話しました。

<母親>

「きょう何だったんだという感じです。何も中身がない」

最終的な市教委の回答は「まとまり次第」とされていてめどは立っていません。

経過報告書

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