小学生が交通ルールの知識など競う 「交通安全子供自転車栃木県大会」茂木町須藤小が優勝し全国大会へ

 小学生が自転車の安全な乗り方と交通ルールの知識を競う栃木県大会が7日、鹿沼市の体育館で行われました。

 「交通安全子供自転車栃木県大会」は、小学生に交通安全への関心を高めてもらおうと県や県警、交通安全協会などが鹿沼市のTKCいちごアリーナで開催したものです。

 新型コロナウイルスの影響で3年間中止が続き、4年ぶりの開催となった今年は県内各地の小学校から16チーム約100人が参加しました。

 大会は、学科と実技テストの総合得点で順位が決まります。実技テストは、1チーム4人で行われ、体育館に作られたコースを使い、交差点での左右確認や駐車車両のよけ方など交通ルールを守って安全に自転車を運転できるか審査されました。

 選手たちは、声を出して指差し確認などを行い踏切の横断や、交差点の通行などの課題をクリアしていました。

 県警では7月7日を「自転車の安全で適正な利用強化の日」としていて、自転車のヘルメット着用などの呼びかけを強化しています。

 大会の結果優勝したのは、茂木町の須藤小学校で8月9日に東京で行われる全国大会に出場します。

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