PU新エレメント投入のフェルスタッペン初日最速「とても好調だが、天候の変化を注視する」土曜の雨を警戒/F1第11戦

 2023年F1イギリスGPの金曜、レッドブルのマックス・フェルスタッペンはフリー走行1=1番手/フリー走行2=1番手だった。FP2で2番手のカルロス・サインツ(フェラーリ)とのタイム差は0.022秒だった。

 今回レッドブルは、フロントブレーキダクトにアップデートを加えている。また、FP1開始時、レッドブルがフェルスタッペンのパワーユニット(PU)にICE、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-Kのシーズン3基目、エキゾーストシステムの4基目を入れたことが発表された。規則で認められた基数内であるため、ペナルティは受けない。

2023年F1第11戦イギリスGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル)

■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
フリー走行1=1番手(1分28秒600:ソフトタイヤ/26周)/2=1番手(1分28秒078:ソフトタイヤ/27周)

 僕たちにとってとても良い一日だったと思う。序盤は少し滑りやすかったけれど、それはタイヤの空気圧が高いためだ。全員が同じ条件だから仕方ないが、低速では少し苦労する。全体的にマシンのパフォーマンスはとても良かったので、それについては満足していいだろう。

 どちらのセッションでもパフォーマンスは強力だったし、プログラムを完了することもできた。ロングランもいい感じだったから、すごくポジティブだよ。明日の予選に向けてマシンをさらに改善したいと思っているけれど、全体的に見て、とても好調な一日だった。

(土日に雨が降る可能性について、走行後のインタビューで語り)明日どうなるかを見てみないとね。天気のこともあるから。

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