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長崎県西彼長与町、県立大、V・ファーレン長崎、ソフトバンクは7日、「教育事業連携に関する協定」を結んだ。小中学校でソフトバンクの人型ロボット「ペッパー」を活用したプログラミング学習を展開する。
これまでも4者はプログラミング教室などで個別に協力していたが、協定で関係をより強める。ソフトバンクが県内自治体と同様の協定を結ぶのは初めて。
企業による教育支援という枠組みで、V長崎が契約したペッパー1台を町側に提供し、町立小中学校全8校で順次活用する。プログラミング学習のほか、情報モラルや防災、環境問題などの授業にも役立てる。またソフトバンク社員1人を町教委「ICT教育推進特命アドバイザー」に委嘱し、支援強化を図る。
同町の県立大シーボルト校で同日、締結式があった。吉田愼一町長は「先端技術が活用できる人材を育てるとともに、町のICT化にもつなげていきたい」、ソフトバンクの村元義和CSR本部地域CSR統括部長は「協定を通じ新しい成功事例が生まれ、長崎発で全国に展開していくことを期待する」と話した。