世界水泳前キャンプ ポルトガル選手団 長崎市が歓迎セレモニー

馬場副知事(右)から激励されるポルトガルのオープンウォータースイミングチーム=長崎市民総合プール

 長崎県スポーツコミッション(会長・大石賢吾知事)と長崎市は、福岡市で14日開幕する世界水泳選手権の事前キャンプ地として、ポルトガルチームを長崎市に誘致した。7日、市民総合プールで歓迎セレモニーを開いた。
 オープンウォータースイミングの選手4人とスタッフ3人が7~11日、競泳の選手14人とスタッフ12人が14~19日、同プールや県立総合体育館でトレーニングする。
 長崎市は2021年東京五輪でも同国競泳チームのキャンプを受け入れた。同コミッションによると、その際、選手が練習環境や街並みを高く評価していた。
 長崎市は同国ポルト市と1978年から姉妹都市として提携。県も同国と6月に連携協定を締結した。
 セレモニーで鈴木史朗長崎市長は「本番で力を十分発揮できるよう心から応援する」、馬場裕子副知事は「オリンピックに続き本県を選んでもらって光栄。安心してトレーニングを」とそれぞれエールを送った。
 同国チームを代表しヘッドコーチのダニエル・ヴィエガス氏は「(長崎に)戻ってこれて幸せ。十分力を尽くしたい」と話した。
 選手らは11日、市立城山小で児童と交流する予定。

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