高校野球岩手大会、新聖地で「夏」幕開け きたぎんボールパーク

新球場で行われた開会式で、胸を張って入場行進する選手たち=7日、盛岡市永井・きたぎんボールパーク

 第105回全国高校野球選手権記念岩手大会は7日、盛岡市永井のきたぎんボールパークで開幕した。新球場で初となる夏の栄冠と甲子園切符を懸け、64校56チームの熱戦が始まった。

 開会式では前回覇者の一関学院を先頭に選手たちが美しい人工芝のグラウンドで入場行進した。盛岡北の佐藤琉(りゅう)主将(3年)は「スポーツの感動、スポーツの楽しさ、野球の素晴らしさが未来輝く子どもたちの心に届くように、全力でひたむきに戦う」と選手宣誓した。

 開幕試合は盛岡市立が4―0で花泉を下した。大会は花巻市の花巻球場と2会場で行われ、順調に日程が進めば、22日の決勝で代表校が決まる。

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