車掌が寝過ごし釜石線の発車に遅れ JR釜石駅

 7日午前、釜石市のJR釜石駅で、釜石線上り快速列車に乗る予定だった20代男性車掌が寝過ごして発車が6分遅れた。終点の盛岡駅には時刻通り到着し、38人に影響した。

 JR盛岡支社によると、男性車掌は午前11時28分釜石駅発の列車に乗車予定だったが、休憩室で仮眠する際、私物のスマートフォンと同支社起床装置のアラームを予定より1時間遅くセットしていたため、寝過ごした。運転士が発車間際に車掌がいないと気付いた。

 同支社は「利用者におわび申し上げる。繰り返さないためにも引き続き指導を徹底し、再発防止に努める」としている。

© 株式会社岩手日報社