高松市で開かれている先進7カ国(G7)都市相会合が8日、討議に入った。議長を務める斉藤鉄夫国土交通相は「人口や資産が集中する都市は、気候変動や生物多様性の損失などの課題に直面している」と指摘。「緑地の確保や省エネなどの取り組みを積極的に行い、グリーンな社会を目指していかなければいけない」と表明した。
都市相会合は、脱炭素化や気候変動への対応、多様な人々に配慮したまちづくりが主要テーマ。持続可能な都市の発展に向け、緑地整備を通じた温室効果ガスの削減などについて各国の知見を共有し、指針を策定する。
午後には、ウクライナのクブラコフ副首相兼インフラ相もオンラインで加わる。