サリバ、アーセナルとの長期契約を締結

写真:アーセナルと新たに長期契約を結んだサリバ ©Getty Images

アーセナルは7月7日、フランス代表DFウィリアム・サリバと新たに長期の契約を締結したことをクラブ公式サイトなどで発表した。新しい契約期間は明らかにされていないが、イギリス『BBC』電子版によると「2027年6月30日までの4年契約」だという。

また、背番号は昨シーズンの12番から、2023-24シーズンは2番へと変更になる。

新しい契約書にサインしたサリバは「正直に言って、決断は簡単だった」と告白。「昨シーズンは素晴らしい日々を過ごしたが、ケガのせいでシーズンを全うする前に離脱することになってしまった。だからもっと多くのことを望んでいる。この素晴らしいクラブで何年もプレーしていたい。まだ何も成し遂げていないので、このクラブですべてを勝ち取りたい」と率直な気持ちを語った。

そして新シーズンに向けては、次のような意気込みを語っている。

「昨シーズンは4カ月間もプレーできない時期があったし、チームを助けることができなかったので、非常に飢えている。新シーズンはケガをせずに過ごしたいし、常にチームに帯同していたい。とにかくプレーに飢えている。ピッチに立つ日が待ちきれない」

一方、サリバの契約延長を主導したエドゥSDは「ウィリアム・サリバと新たな契約を結ぶことができて非常にうれしい」と語り、「ウィリアムは、若くて才能豊かなプレーヤーを保持するという我々のビジョンに見合う選手だ。今後、何年もこのクラブに在籍して成功をつかんでほしいし、一緒に成長し、進歩していきたい。彼がこのクラブとともに未来を歩んでくれることに、サポーターも喜んでくれるはずだ」と続けた。

また、ミケル・アルテタ監督も契約を延長した守備リーダーに期待を寄せている。

「ウィリアムの契約延長は我々が長い間、望んでいたものだ。彼は昨シーズン、我々のチームにとってどれほど重要なプレーヤーであるか、どれほど素晴らしいプレーヤーであるかを証明してくれた。22歳の若さであれだけの能力を備えているのは素晴らしいことだし、もちろんさらに大きく成長できる余地も残っている。今後も彼と一緒に歩んでいけるのが楽しみだよ」

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