長崎経済研究所の出前授業 SDGsに関する県民向けアンケート作成  長与二中3年「考える機会」に

SDGsについてのアンケートを作成した長崎経済研究所の出前授業=長与第二中

 長崎県西彼長与町吉無田郷の町立長与第二中(田中真校長、356人)で6、7日、十八親和銀行系シンクタンク長崎経済研究所の出前授業があり、3年生が、国連の持続可能な開発目標(SDGs)に関する県民向けアンケートを作成した。
 持続可能な開発目標(SDGs)に関する総合学習の一環。同社のインターネットアンケートツール「リサチャン」を活用し、県内約2100人の登録会員に対してアンケートを立案、実施、結果を考察する中で学びを深めていく。
 6日は1クラスで授業をし、生徒が班に分かれて具体的な設問を考えた。講師役の同研究所の3人は「最初の質問は簡単なものでもいい」「答える人の立場になって考えてみて」などとアドバイスしていた。
 今後、実際にアンケートをし、結果を分析して班ごとに発表する。髙峰穂乃花さん(14)は「自分でアンケートを作ることでSDGsを深く考える機会になった。家事の分担や洋服のお下がりなど、身近にできるところから取り組んでいきたい」と話した。

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