野田の誘客へ新施設 村、三陸道IC付近に2024年度の着工目指す

野田村が建設する交流物産等複合施設の完成イメージ図

 野田村は、三陸道野田インターチェンジ(IC)付近に交流物産等複合施設を建設する。同村の国道45号沿いにある「道の駅のだ」の観光物産館と産直ぱあぷるの機能を移転。宮古、八戸の両方面へ乗り降りできるフルICであり、好立地を生かして村内に足を運んでもらう起点とする。2024年度の着工を目指す。

 施設は、平屋(床面積1400平方メートル)で古民家風の外観。道の駅の名物「のだ塩ソフトクリーム」などを提供する飲食ブースや物産・産直ブースが入る。24時間利用可能のトイレとシャワー室を備える別棟が横一列に並ぶ設計だ。

 隣接する山林を生かした里山体験場やキャンプスペースも設置する。駐車場は普通車83台、大型車10台とし、電気自動車の充電施設も設ける。

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