汗だく 海開き準備/青森県内7地点で真夏日

2日連続の真夏日となった青森市。暑い中、海水浴場の整備にいそしむ作業員=7日午後、同市の合浦公園

 7日は二十四節気の一つ「小暑」。夏の暑さが本格的になる頃とされ、県内各地で暦通りに気温が上がった。青森地方気象台によると、各地の最高気温は五所川原32.2度、青森32.1度、弘前31.4度、鯵ケ沢31.2度、三戸31.1度、八戸31.0度、十和田30.0度と、23観測地点のうち7地点で最高気温が30度を超える真夏日となった。

 今年一番の暑さで2日連続真夏日となった青森市。海沿いの合浦公園では、市民らが海辺や池の近くで涼む姿が見られた。砂浜では22日から始まる海水浴場の整備が行われ、作業員らが打ち上げられた海草類の回収作業にいそしんだ。暑さ対策で冷感タイプの長袖を着たり、水分補給したりしながら作業していた鹿内雄司さん(63)は「安全に海水浴ができるよう、ごみや流木なども回収している。浜風があれば楽だが、風のない時間は暑い」と汗を拭っていた。

 同気象台によると、同日はほかの地点も全て25度を超える夏日だった。8日は気圧の谷の影響で曇るが、再び高気圧に覆われるため昼前から晴れ。主な地点の予想最高気温は27~31度。

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