ガブリエウ・ジェズス、グアルディオラ監督のクレイジー采配に泣かされたと告白…「退団したい」と母親に電話

プレミアリーグで2位と躍進したアーセナル。

マンチェスター・シティから獲得したウクライナ代表オレクサンドル・ジンチェンコとブラジル代表ガブリエウ・ジェズスも大きな役割を果たした。

シティではサイドで起用されることもあったジェズスだが、アーセナルではセンターフォワードに固定され11ゴールを叩き出した。

そのジェズスは『Denilson show』で、シティ時代のジョゼップ・グアルディオラ監督の采配についてこう話していたそう。

ホームで行われたPSGとのチャンピオンズリーグで彼はジンチェンコを偽9番として起用した。クレイジーなことだ。

前日のトレーニングではジンチェンコは使われてもおらず、僕をストライカーに置いていたからね。ジンチェンコが「あの日は君がかわいそうに思えた」とジョークを言っていたくらいさ。

試合2時間前にチームでの話し合いがあって、食事をして、30分休んでから試合に向かう。

彼はチーム(編成)を伝えたが、僕は食べることさえしなかった。ロッカーに直行して泣いたよ。『退団したい』って母に電話した。

自分は家に帰った、彼は僕ではなくジンチェンコを使ったからね。左サイドバックをあそこで使った。自分は気がおかしくなってしまったよ。

ペップのクレイジーな采配にショックを受けて、泣きながら母親に電話したとか。ただ、ジェズスは実際には帰宅しなかった。

ジンチェンコに代わって後半途中から投入されると、1ゴール1アシストの大暴れで2-1の逆転勝利に貢献している。

ウォーミングアップをしていなかった。気分が悪かったからね。

キリアン・エムバペのゴールで0-1にされた5分後に呼ばれた。僕のアシストとゴールで2-1と逆転した。

次のCLでは自分が起用されると思っていたけれど、僕はプレーしなかった。

彼(グアルディオラ監督)はそういうことが多かったし、簡単ではない。でも、選手は進化する。

本当に大変だよ。(移籍を)決断した時はもういたくなかった。そして、退団を決めたんだ。

ジェズスが言及していたのは、2021-22シーズンのCLグループステージ第5節。

【動画】ペップに泣かされたジェズス、PSGを絶望させた怒りの電撃ゴール

すでに決勝トーナメント進出が決まっていたRBライプツィヒとの最終節では、フィル・フォーデン、ジャック・グリリッシュ、リヤド・マフレズが先発起用され、ジェズスはベンチにも入らなかった。

© 株式会社ファッションニュース通信社