こんにちは！キャンプ系YouTuberのFUKUです。先日、ホームセンター『コメリ』が主催するキャンプ用品のイベントへ行ってきまして、社員の方に詳しくお話を聞くことができました。コメリの2023年新作キャンプギアと併せて詳しくご紹介します。
PB『ナチュラルシーズン』は安さが魅力
コメリのキャンプ用品といえば『ナチュラルシーズン』です。ナチュラルシーズンはやたらと安いんですよね。
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今までもテントや椅子、ランタンハンガーなどを動画で取り上げさせていただきましたが、どれもしっかりできているわりに安いと思いました！
ホームセンターのPB（プライベートブランド）キャンプ用品って、各社がいろいろなものを出していますよね。気になったものはその都度買って試してきたんですけど、全体的な価格の安さはコメリが一番じゃないかなと思っているんですね。
できるだけコストをかけない取り組みをしているというのを経済ニュースで読んだことあるのですが、実際お店に行っても、いい意味で「こざっぱり」としているんです。
他の大型ホームセンターだと、店内に装飾やポップがあって、PB商品の梱包デザインも目立つように展開しているんですけど、私が行くコメリパワーはサッパリとしてどシンプル。他にも細かいところで経費を抑えて、価格に反映できているんじゃないかなと思っています。
そんなコメリですけれども、今までYouTubeでコメリの商品を取り扱ったときに、その都度鶏マークの公式ページアカウントからよくコメントをいただくんですよ。
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公式の鶏マークを見ると、いつもほっこりするんですよね。
このコメント誰がしているんだろうとか、何で本格的にPBキャンプ用品を始めたのか、企画開発している人たちはがっつりキャンパーなのかとかも伺いたいと思います。
コメリ初の展示会へ潜入！
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新商品体験会はプレゼンからスタートしました！まずはプレゼンの気になった部分をお伝えします。
2023年3月時点での店舗数は1,214店舗とのこと。ホームセンターでは凄すぎる店舗数ですね！
コメリの特徴として挙げられるのが、園芸農業の分野に特化して差別化を図っている点。コメリは別名「農家のコンビニ」と言われています。
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続いてはナチュラルシーズンについての紹介です！
ナチュラルシーズンは20年以上前からあり、日帰りレジャーを中心とした品揃えからスタートしたそうです。
2022年度の売上高は25億円で、アウトドアメーカー並みでビックリ。
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ナチュラルシーズンのブランドコンセプトは「手軽に自然を楽しもう」です。身近にあるホームセンターの安くて便利なアウトドア用品売り場を目指しているんですね！
大人気クーラーボックス
人気商品のフラットトップクーラーボックスは、累計で6万4,000個というとんでもない数が売れています…！
フラットトップクーラーは980円～の超低価格のハードクーラーで、天板をテーブル代わりに使える便利なアイテムです。
簡単設営のクイックアップテント
続いてはクイックアップテントシリーズについて。
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こちらは累計で5200個以上売れているとのこと。以前動画にしましたが、安くて良いテントでした。
コメリは薪も安い！
コメリは薪も買いやすい価格です。
全国1,200店舗に、年間を通して安定して品質の高い薪を供給するのは大変なことなのだとか。
コメリはベトナムのアカシア材に目をつけて、品質の良い薪を年間通して安定的に供給しているそうです。
コメリ"中の人"に聞いたの安さの秘密とは？
プレゼンの後は自由に見て回れる時間となりました。ナチュラルシーズンのプレゼンを担当していた方とお話しする機会を頂けたので、安さの秘密などを伺いました。
まず、商品開発はレジャー用品担当チームで取り組まれているとのこと。部署の方は、皆さんキャンパーさんのようです。
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社員が欲しいと思えるものを作ろうということで、この4年ぐらい頑張って新しい商品をどんどん出していきました！
テントをまず開発して、なるべく安くという形で発売しました。
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ソロ用テントを買わせてもらいましたが、安いですよね！
だいぶ力を入れて開発されたのですね。
続いては、コメリの安さの秘密について伺いました。コメリの安さの秘密は、主に4つとのことです。
- 一括大量発注でコストを下げている
- 店内がシンプル
- 自前の物流センターを全国に持っている
- 倉庫で検品するため店舗では並べるだけで済む
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中国やベトナムの現地に事務所スタッフがいて、工場に一括で発注を出して、工場から直接仕入れることでなるべくコストを抑えています。
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直接発注でコストを抑えているのですね。
あと、コメリはお店の中がすごくこざっぱりしているイメージがあります。
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陳列作業にも人件費がかかるので、なるべくシンプルで時間と労力をかけないよう工夫しています。
また、自前の物流センターが全国にあり、そこで検収作業が終わっているため、店舗は届いた荷物を陳列するだけで良いという秘訣もあるのだとか。
コメリの安さには、このような秘密があったのですね。
FUKUが気になった2023年夏コメリの新商品をピックアップ！
ここからは、展示されていたキャンプギアで気になったものをご紹介していきます！
天板付きの折りたたみコンテナが便利！
取り出し口がたくさんあって、テーブルの天板も付いているオリコンが3,000円しないのは安いですね。
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テーブルとして使いながらも荷物の出し入れがしやすそう！
畳むとコンパクトなので、家でしまっておくときは場所をとらなくて良いですね。
持ち手の溝がもう少し深ければ持ちやすくなってさらに使いやすくなりそうでした！
保温性◎のアルミシート入りブランケットも登場
アルミシートが内蔵された、保温力が高いブランケットも展示されていました。実際に羽織ってみると暖かかったです。
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すごく柔らかい素材です。アルミでシャカシャカするのかなと思いましたが、全然気になりませんでした。
カラーはブラウンとカーキの2色展開とのことです。
種類豊富なアウトドアチェアは一気に紹介！
以前動画にした『軽らくアルミあぐらローチェア』が、フレームがブラックになり渋くなっていました。あぐら椅子でリクライニング付きはおもしろいですね！
コールマンの椅子のような、座り心地の良さそうなハイバックチェアもありました。
続いては新作の『レジャーチェア』です。
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なんだかんだ言ってこういう価格帯の商品って大事ですよね。
以前も出ていたフカフカの椅子も展示されていました。
使いやすそうなギアバッグも発見！
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荷物がたくさん入る『アウトドアギアバッグ』ですね。
前にポケットがあって
横でも持てるようになっています。
クッションが入っていて、3つの部屋に分けられる板も入っています。
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これで2,980円は安いんじゃないでしょうか！
テントはファミリー用・ソロ用ともに要注目！
新作のツールームテントです。やっぱり2ルームは広いですね。
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大人だと2人でゆったり、最大で3人ぐらいまでかなといったサイズ感です。
続いてはソロ用テントです。5,980円とかなり安いですね。
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前後の扉が開いて、とても涼しそうなテントです。
コメリは災害対策でも貢献する素晴らしい企業
ここからは、物流拠点とたくさんの店舗を持っているコメリだからこそできる防災活動を見てみましょう！
全国1,200の店舗数を生かした災害対策のNPO法人
コメリ災害対策センターは、今から19年前の新潟で発生した水害と地震をきっかけに設立されたNPO法人です。
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約1,200の店舗数を生かして、全国の自治体の皆さんと協定を締結して、いざ災害が発生したときに必要な物資を必要な場所にお届けするという活動を行っています。
全国に1,700ある自治体のうち、すでに1,000ヶ所を超える自治体と協定を結んでいるのだとか。
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なんだかんだ言って資金が必要になると思いますが、どうやって成り立っているんですか？
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運営資金は、コメリの売り上げの1%相当を『コメリ緑資金』という形で助成してもらっています。
グッドデザイン賞を受賞した活動モデル
コメリ災害対策センターは、災害によって被害を受けた自治体からの要請に応えて物資を供給しているそうです。
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物資は物流センターから直接出すほか、お店から出したり、物流センターから出発したトラックがお店に立ち寄って被災地に行ったりとか、いろいろなケースがあります。
また、ホームセンターで扱っているものは、何でも物資として供給するのだとか。
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災害発生した直後は土嚢袋とかブルーシート、ある程度落ち着いてからは復旧させるためのスコップやゴミ袋など、必要となるものが少しずつ変わっていきます。そのときの状況に、迅速に対応するのが役割の一つですね。
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近くにコメリのお店がある地域の人たちにとっては、緊急時には活動の拠点になるということですね。心強いですね。
また、2021年にはこの活動モデルがグッドデザイン賞に輝いたそうです。
コメリ災害対策センターの活動のおかげで、災害時にも必要な物資が届けられるわけですね。
2023年も引き続きコメリに大注目です
今回は、コメリの新商品体験会の様子とともに、2023年夏の新作キャンプギアを紹介しました。
ナチュラルシーズンブランドの新商品以外にも、どういう考え方で店舗と商品の展開をしているのか、防災面でどのように地域に貢献しているのかも知れました。
キャンプ用品は低価格で、これから始めようっていう人の財布を緩ませているし、コメリはキャンプにも防災にも貢献しすぎな会社でしたね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
