「袴田事件」検察側が有罪を立証する方向で最終調整

1966年、静岡県で一家4人が殺害されたいわゆる「袴田事件」の再審=やり直しの裁判で、検察側が有罪を立証する方向で最終調整していることが分かりました。

1966年静岡県で一家4人が殺害された「袴田事件」では、袴田巌さんの死刑が確定しましたが、今年3月、東京高裁が再審=裁判のやり直しを認め、再審開始が確定しました。

静岡地裁でのやり直しの裁判に向けた三者協議が続いていて、検察側は今月10日までに立証方針を明らかにするとしていましたが、関係者によりますと、検察側が有罪を立証する方向で最終調整していることがわかりました。

検察側が新たな証拠を示して有罪を立証することになると、裁判が長期化する可能性もあります。

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