プリシッチ、ミラン移籍に迫る! クラブ間交渉が成立

[写真:Getty Images]

アメリカ代表MFクリスチャン・プリシッチ(24)のミラン移籍が実現しそうだ。

2019年1月にドルトムントから加入のプリシッチ。背番号「10」が割り当てられ、期待も大きかったが、ここまでそれに応え切れているとは言い切れず。昨季も半分以上が途中からの出場で、来季からマウリシオ・ポチェッティーノ新監督を招くチェルシーは構想外とみなしているとされる。

そうしてプリシッチも移籍を目指しているといわれるなか、浮かぶ関心クラブがミランだ。当初こそ同じく興味を示すリヨンの提示額に劣り、劣勢といわれたが、欧州の移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、この移籍が実現する運びとなったという。

チェルシーがミランからの新たな入札を受け入れたため、クラブ間での取引が成立。ミラン行きだけが望みだったというプリシッチ本人は数週間前にミランと個人的な条件で合意済みで、メディカルチェックと渡航を予定しているそうだ。

また、この夏もルベン・ロフタス=チークの取引をまとめたチェルシーとミランの良好な関係がプリシッチの移籍にひと役買ったとのことで、アドオンを含めると、2000万ユーロ(約31億1000万円)以上の移籍金額で決着した模様だ。

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