トム・クルーズ「M:I」最新作に備えスカイダイビング500回、モトクロスジャンプ1万3000回練習

俳優のトム・クルーズが『ミッション:インポッシブル/デッドレコニングPART ONE』の撮影で、非常に危険なスタントをこなしたにも関わらず「リラックス」していたことでキャスト陣を驚かせたという。今月21日に公開を控える同人気シリーズ第7弾でイーサン・ハント役を続投するトム、これまで以上に大胆なアクションシーンを見せてくれるが、共演のヘイリー・アトウェルはトムの落ち着き具合に度肝を抜かれたそうだ。

ラジオ・タイムズ誌のインタビューでヘイリーはこう説明している。「一番驚いたことは、彼が気楽な感じだったことね。私達が夕食のため彼のところに言った時、彼が出てきて『やあ、元気?』って感じだったの。座って、映画や、その日に何をやったかについて話していた」「そして私達は、『あなたの方はどうだった?』って聞いたの。そしたら『そうだね。まずまずだ。実は、とても良かった。すごく素敵な時間を過ごしたよ。今日はスカイダイビングを29回ぐらいしたかな』って彼は言ったのよ」

そしてトムのそのリラックスした態度に驚愕したそうで「彼は簡単にそれを言ってのけたの!そして座っていた私は、あなたはビーチで素敵な時間を過ごした人みたいに見える。とてもリラックスして余裕たっぷりって思ったわ」「あんなことをしたばかりなのに!彼はこれらのスタントを成功させるためには何をしなければいけないかを熟知しているからだと思う。また彼は、リラックスして恐れ知らずでいる方法を本当に理解しているの。私が最もインスパイアされたのは、彼がそれをとても軽くまとっていることね」

同新作では、バイクに乗ったトムが崖から飛び降りるといったシリーズ史上最も危険なスタントを観ることができ、トムはスカイダイビング500回、1万3000回のモトクロスジャンプをこなしてシーンに備えたと言われている。

トムは、舞台裏を捉えた動画の中で、その準備について「失敗は許されないから非常にこれが上手になる必要がある。全ての細かい部分を何度も何度も訓練し叩き込むんだ」と語っており、スタントコーディネーターのウェイド・イーストウッドは「彼らは、1日30回ジャンプをしていて、ある時点でただのマシンと化すのです」と続けている。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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