パー5でまさかの「9」 山下美夢有は予選落ち「耐えるゴルフできなかった」

日本の女王は予選落ちに終わった(撮影/高藪望)

◇海外女子メジャー◇全米女子オープン 2日目(7日)◇ペブルビーチGL (カリフォルニア州)◇6509yd(パー72)

日本の女王がメジャーの壁に跳ね返された。国内ツアーで今季4勝、メルセデスランキング1位の山下美夢有は予選通過圏内の39位からスタートしたが、「79」をたたいて通算9オーバー91位で終えた。

13位と健闘した昨年8月「AIG女子オープン(全英女子)」に続く2度目のメジャー挑戦は予選落ちに終わった。

大ダメージになったのは前半18番パー5。ティショットを左サイドの岩礁エリアに打ち込んだ。トラブルに見舞われて、7オン2パットの「9」を叩いた。

「出だしから結構耐えるゴルフで良かったんですが、18番がもったいない」。16番でボギーが先行したが17番までに4つの1パットパーを拾うなど、我慢しどころでの大たたきを悔やんだ。

この日はバーディがなかった(撮影/高藪望)

終盤にも名物ホールの7番パー3でティショットをグリーン手前バンカーに入れ、2オン3パットのダブルボギー。この日、スコアを落としたのは3ホールだけだった反面、バーディもなかった。

「ショットが左右にぶれていて、けっこう外していけないところに外すことが多かった。耐えるゴルフが後半もできなかったと思う。まだまだ自分の足りないところもたくさん見つかったので、がんばろうと思います」。メジャーの厳しさを肌で感じ、再出発を誓った。

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