フルラボ(横手市四日町) 手作りジャム、旬の地産果物のおいしさ凝縮

ブルーベリーやイチジクを植えた鉢が並ぶ店先

 秋田県横手市役所本庁舎のほど近くにあるジャム専門店「フルラボ」は、サクランボやキウイなどの手作りジャムが5~7種類並ぶ。旬に合わせて商品は入れ替わり、年間約60種類を取り扱う。店名は「フルーツ」と、研究室や工房といった意味を持つ「ラボラトリー」を組み合わせた。売り場と調理場を合わせて9畳ほどのこぢんまりとした店内から、地産果物の魅力を発信している。

 常連や知人から「横手のジャムおじさん」と親しまれている代表の加藤正哉さん(53)。同市山内で農園も営んでおり、自身が栽培するブルーベリーやイチジクをはじめ、信頼の置ける農家から仕入れたリンゴ、イチゴなど材料の鮮度や品質の高さに自信を持つ。

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