ハンド女子、安ケ平優衣と藤原ひらりが代表 U-18アジア選手権

女子ユース日本代表に選ばれた不来方高の安ケ平優衣(左)とGK藤原ひらり

 日本ハンドボール協会は7日、第10回女子ユース(18歳以下)アジア選手権(15~24日、インド)に臨む代表18人を発表し、不来方高3年の安ケ平(やすがひら)優衣とGK藤原ひらりが選ばれた。富士大女子の張(チャン)素姫(ソヒ)監督が代表チームを率いて、上位5チームに与えられる来夏の女子ユース世界選手権切符を目指す。

 167センチの安ケ平は矢巾北中出身。高校ではセンターを務め、中心選手として5月の岩手県高校総体優勝に貢献した。切れ味鋭いシュートを武器とし、ボールをさばく能力も高い。「スピードを生かしてカットイン、ロングシュートを積極的に狙いたい」と意欲を示す。

 花巻中出身の藤原は、170センチの長身を生かしたセービングに安定感がある。相手との駆け引きもうまく、好守で試合の流れを変える力がある。「実力が認められてうれしい。海外選手に負けないように体全体を使ったセービングをしたい」と気合を入れる。

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