ローマは7日、ガンビア代表MFエブリマ・ダルボエ(22)がオーストリアのLASKリンツに買い取りオプション付きの1年間のレンタル移籍で加入すると発表した。
ガンビアからの難民としてイタリアに渡り、後にローマのプリマヴェーラに加入したダルボエは、戦術眼とパスセンスに長けた若きレジスタ。2021年5月に行われたセリエAサンプドリア戦でファーストチームデビューを飾り、ここまで公式戦11試合に出場している。
しかし、ジョゼ・モウリーニョ監督の下では守備強度の問題などもあり、思うように出場機会を得られず。さらに、昨年7月には右ヒザの前十字靭帯(ACL)断裂の重傷を負い、2022-23シーズンは公式戦での出場が一度もなかった。
なお、移籍先のLASKは日本代表FW中村敬斗が在籍しているが、今夏のステップアップが有力視されている状況だ。