ミリンコビッチ=サビッチはユーベ移籍希望? アラブから高額オファーも検討の意思なし

[写真:Getty Images]

ラツィオのセルビア代表MFセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチ(28)はユベントス移籍が第一希望のようだ。

2015年夏にラツィオに加入して以来、中心選手として活躍してきたミリンコビッチ=サビッチ。たびたび去就に注目が集まってきたが、ラツィオとの契約があと1年ということもあり、今夏中の移籍が噂されている。

インテルやユベントスが獲得に興味を示していると報じられてきた中、イタリア人記者のアルフレッド・ペドゥーラ氏によると、アラブの複数クラブもミリンコビッチ=サビッチを注視。ここ数日で年俸1500万ユーロ(約23億4000万円)のオファーも届いたというが、ミリンコビッチ=サビッチにはそれを検討する意思がないという。

ミリンコビッチ=サビッチの頭の中にはユベントス行きがあるようで、ラツィオから契約更新の話がないことやユベントスと交渉が行われていることも把握済み。すぐにでも話がまとまることを願っているという。

移籍金3000万〜3500万ユーロ(約46億8000万〜54億6000万円)に加え、イタリア代表DFルカ・ペッレグリーニ(24)やU-21イタリア代表MFニコロ・ロベッラ(21)のレンタル移籍も絡むことになりそうなミリンコビッチ=サビッチのユベントス移籍は、ラツィオにとっても有力な選択肢になりうる。

しかし、全てはクラウディオ・ロティート会長の意向次第となる模様。ロティート会長の望む移籍が実現しそうにない場合は、2025年夏までの契約延長オファーがミリンコビッチ=サビッチに提示されるとみられている。

インテルはサッスオーロからイタリア代表MFダビデ・フラッテージ(23)を獲得することに成功したため、ミリンコビッチ=サビッチ獲得の可能性がほぼなくなった。また、ナポリも移籍先候補の1つのようだが、今のところコンタクトはないという。

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