名古屋地方気象台によると、愛知県では7月9日昼過ぎに雷を伴った激しい雨が降り、大雨になる所があるとみられる。8日夕方の発表を基に県内の予想降水量をまとめた。
同気象台によると、梅雨前線が華中から日本海を通り日本の東へのびており、9日にかけて本州付近に停滞する見込み。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、愛知県では大気の状態が非常に不安定となり、9日昼過ぎにかけて雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所があるとみられる。
名古屋地方気象台は、土砂災害や低地の浸水、河川の増水に加え、竜巻などの激しい突風や落雷、降ひょうにも警戒・注意が必要としており、積乱雲の近づく兆しがある場合には建物内などに避難し、安全確保に努めるよう呼びかけている。
愛知県内の予想降水量
7月8日に予想される1時間降水量 西部:30ミリ 東部:30ミリ
7月9日に予想される1時間降水量 西部:30ミリ 東部:30ミリ
7月8日18時～9日18時の24時間予想降水量 西部:100ミリ 東部:100ミリ
※いずれも多い所の予想降水量
（名古屋地方気象台、7月8日午後4時38分発表）
